大地リカバリー治療院

理学療法と東洋医学の違い - 院長のブログ

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先日、新しい「基礎運動学」の本を購入しました。写真の左が17年前に購入したもの、右が新しい物です。
私は理学療法の養成校を卒業して鍼灸の専門学校に入学しました。両方の学校で学んでみて共通していたものは「解剖学」「生理学」「臨床医学(内科学)」「リハビリテーション医学」などでした。
そんな中で気づいたのは鍼灸の学校で「運動学」を学ぶ事は少なかったという事です。近いうちにカリキュラムが変わるようなので今後どうなるかわかりませんが。
私が理学療法の養成校にいた頃は授業でよく「基礎運動学」を使っていました。第4版にはアンダーラインがたくさん引いてあります。第6版はだいぶ内容が変わっていました。筋繊維の構造といった組織学や「関節モーメント」という言葉も入っています。
鍼灸院に来院する動機は腰痛や肩、膝の痛みなど運動器に問題のある事が多いのですが、運動学を知っているとその原因がどこからきているのか、理論だてて推測する事ができます。臨床のヒントがたくさん詰まっているのです。
もはや「関節モーメント」は理学(作業)療法では一般的な言葉になったようです。

このように10年、15年前と比べると治療の考え方は大きく変わりつつあるのです。「運動学」は今の治療にも大いに役立っており、理学療法士と鍼灸師マッサージ師の架け橋になれたら、なんて思います。