大地リカバリー治療院

日本医学教育歴史館へ - 院長のブログ

先日、順天堂大学の日本医学教育歴史館へ行ってきました。

ここは無料で日本に西洋医学が伝わった江戸時代から現代までの医学資料を見る事が出来ます。

まず、始めは「ヒポクラテスの誓い」です。
ヒポクラテス(紀元前460年ー紀元前375年)は医学における最古の言葉を残した医者といわれています。

その次は652年に書かれた「備急千金要方」です。
こちらは中国唐代の高名な医者孫思邈が著した写本です。この時代で近代医学の分類をしており、中国医学で最も権威
のある医学書ともいわれています。
その一部は

名医になろうと欲するなら、必ず素問、甲乙経、皇帝鍼経、明堂流注、十二経脈、三部九候、五臓六腑、表裏孔穴、本草薬対を
諳んじ張仲景、王叔和、阮河南、笵東陽、張苗などの医学書もすべからく読みさとらせねばならぬ。また陰陽の命運盛衰、諸家
の観相法および亀甲焼占の五つの兆候、周易、六仁(古代の占法)も同時に精熟すべきである。

上記の文章です。

つまり幅広い知識がベースにないと治せないという事です。

当たり前のようにある医学書も小さな積み重ねで出来ているんだなぁ、と思いました。

そこからは「杉田玄白」や「華岡青洲」、近代医学の広がりから現代医学までの資料を見ました。

いかに今、恵まれた環境で仕事が出来ているかを痛感しました。

医療関係者だけでなく一般の方にも勉強になる内容になっています。

一見の価値ありです。