大地リカバリー治療院

院長のブログ

日々の施術などに綴った院長のブログです。

2018年09月21日(金)
2018年09月20日(木)
2018年09月19日(水)
2018年09月17日(月)
2018年09月16日(日)
2018年09月13日(木)
2018年09月06日(木)
2018年07月30日(月)
2018年07月26日(木)
2018年07月15日(日)

漢方薬や鍼治療は自律神経系や免疫系に強い影響を与えています。漢方薬の多くは植物由来の物質で酸素結合が進んだ状態になっています。からだの中に入っても栄養にはならず、味も悪いです。少量を経口摂取するとからだからこれを排除しようとする「排泄反射」が起こります。排泄反射は副交感神経反射であり、唾液分泌、消化液の分泌、消化管の蠕動運動、利尿作用、血圧低下、末梢血液循環の促進などを誘発します。これらは不要な物質を排泄させる反応です。

鍼治療も少量の痛みと組織破壊により逃避反射を誘発します。逃避反射は副交感神経刺激となり末梢血液循環の促進や唾液分泌、消化管の蠕動運動、その他を誘導します。鍼治療の日に眠気が強いのもこのためです。

このように「漢方薬」や「鍼治療」は交感神経刺激症状(食欲不振、高血圧、腰痛、肩こり、不眠、焦燥感、頭痛、冷え性など)をもつ方に絶大な力を発揮します。

当院は治療院で来てくださった方には施術や運動療法を行います。

ただし、自費できていただくため毎日ではありません。

多くは週に1回といった頻度です。

重要なのは患者さんが訴えている問題に対して必要最低限の回数で終わらせることです。

当たり前のことですが、患者さん自身の自己管理で改善した方が良い点は助言します。

治療は週に1回の60分~90分です。それ以外は患者さん自身で管理するしかありません。

例えば、、

「仕事はPC業務が多く、肩こりが治らない」という方が家でもネットサーフィンばかりしているとしたら、

その生活習慣を考え直さないと問題解決には至りません。

「寝る前はネットでなく音楽聞いてみたらどうでしょう」と言います。

そのアドバイスも思いつきで行っているのではなく、根拠があって言っているのです。

なかには、「うるさいなぁ」と思う方もいるかもしれません。

しかし、患者さん自身に進むべき方向を導くことも仕事だと考えています(保険診療の多くはそこまで手が回りません)。

早く良くなってほしい」ので言っているのです。

「二人三脚で問題解決へ」が当院のスタンスであり、何か異論、反論があれば何なりと言ってほしいと思います。

常にオープンでいたいと思います。

知り合いの人がこんな一言を言っていました。「瘀血が気になる」

瘀血というのは血行が悪くなって血が滞ったものをいいます。

この瘀血にある人の特徴は青あざができやすい、慢性の肩こり、循環器系に持病があるなどです。女性では血行不良による生理痛がひどい等の原因となります。

生活では長時間同じ姿勢でいたり、冷えやストレスが長引くと瘀血の原因となります。

このような方は鍼灸治療はもちろん、適度な運動や体を温めることが効果的です。

おすすめ食材は「れんこん」「さといも」「らっきょう」などで飲み物はしょうが紅茶や黒糖紅茶などが良いです。

電車で向かい側に座る6人がスマホを操作している、なんてことも良く見る光景となりました。

自宅でもヘビーユーザーがいることは容易に想像できます。

「グーグル」「ヤフー」「Facebook」で何かを検索して1時間後にはまったく違う記事を読んでいた、なんて事はないでしょうか。

私たちの身体は常に何かを探求するようにできているのです。

このような時、体内では「ドーパミン」が生成されています。ドーパミンは獲物を探す、先がどうなるのかを知るということで分泌されます。脳はこのようにドーパミンがじわじわ出る状態が好きなのです。

ドーパミンという物質は注意力を高め、意識を覚醒することに関係しています。脳内のドーパミンを高める薬(コカイン、アンフェタミン、向精神薬のリタリンなど)を摂取すれば覚醒の度合いは増してきます。スタンフォード大学の研究では、「マウスの脳内からドーパミン輸送体を排除したら(それによりドーパミンが長く神経系に留まる)睡眠時間が格段に短くなった」という結果でした。

ドーパミンが意欲や注意力に関係する一方、セロトニンは充足感や緊張の緩和を促します。どちらの作用が強くなるかは眠る前にスマホ、テレビ、PCを見るかどうかで決まります。

ここで私が伝えたいのは、これらの機器との付き合い方を考えてもらいたいということです。

①就寝90分前にはブルーライトを遮断する。

身体が必要としている深い睡眠をとるには、寝る90分前にはあらゆる画面の電源を切る必要があります。これを日課とするように。どうしてもパソコンを使う必要がある時はブルーライトをカットするメガネやフィルターを使いましょう。

②スマホの代わりになる楽しいことを見つける。

紙でできた本を読み壮大な物語や知識を得たり、リラックスできる音楽を聴く、身近にいる人と会話する、などいかがでしょうか。愛情や思いやりを表現することは周りの人にとってもプラスとなります。

③寝室にスマホを持ち込まない。

携帯電話やスマホを枕元に置いておくと、真夜中でもメッセージを受診していないか確認する人も多いのではないでしょうか。これは明らかに睡眠のリズムを崩します。携帯電話やスマホの画面から出るスペクトルは日中に分泌されるべきホルモンの分泌を促すので、眠っている時に分泌されるセロトニンの分泌に遅れが生じ量も減少します。

どうですか、まず睡眠薬というのでなく、その前に出来る事は試してみてはどうでしょうか。

昨日患者さんから「感動しました」と声をいただきました。

その方は5年以上前から首肩のこり、痛みに悩まされ病院へ行っても鍼をしてもらっても治らず

当院のホームページを見て来院されました。

本当に切実な問題である事は表情からしても伝わるものがありました。

2回の治療後に痛みの70%は無くなったようで、「周りからも最近痛いって言わなくなったねと言われました」

と随分明るい表情で状況を話してくれました。その中で「感動しました」と声をいただきました。

身体の問題が解決してくると精神的にも改善してくるということが改めて分かりました。

「身体の新陳代謝に変化があれば精神にも変化がある」という考え方を「心身一元論」といいます。

一定の精神状態にするために、身体のコンディションを整えるという事がとても大切なことだということです。

「これからも多くの感動を届けていきたい」そう思っています。

先日首の鍼をしてもらいに綾瀬の北京堂へ行ってきました。

私は鍼の学生時代から度々首が痛くなり、その度に鍼治療をしてもらってきたのです。

今回は首の痛みは無かったのですが、度々痛くなることもあり念のため鍼をしてもらいました。

すると「首の右側の筋肉が硬く8番鍼でも入らない」ということでした。

特注鍼を入れてもらい「来てよかったな」と思っていました。

8番というのは通常の鍼灸院でもあまり置いていない0.30mmの太さの鍼です。

その鍼が入らないというのは、例外なく筋肉内の血流障害が起きています。

こんな状態で寝違えたり、遅くまで資料を作ったり、山登りしたり、ちょっとしたきっかけで筋肉が悲鳴をあげるでしょう。

地震が起きるメカニズムでは「プレート同士のひずみが蓄積されて、ひずみの限界点であるプレートが元に戻る力で地震が起こる」といわれています。

身体でも症状が出ていない段階で治していけば、身体の負担が少ないだけでなくトータル的にコストや時間的な面でも少なく抑えられます。

ここで提案です。

「健康鍼断」

血糖値や血圧のように数値で表すことは難しいですが、生活習慣もお伺いして定期的にチェックした方が良いかは助言できます。

鍼を入れてわかる事もあります。

同じような問題を繰り返す方は特に注意してセルフチェックをお願いしたいところです。

特に肩こりや慢性腰痛の方は「健康鍼断」をススメます!

不眠というのは皆さんも経験した事がある方が多いのではないでしょうか。

「快眠と不眠のメカニズム」によると不眠のタイプは大きく4つに分けられるとあります。

①入眠障害

寝付くのに30分以上かかる場合を「入眠障害」といいます。
精神的問題や不安、緊張により起こる事が多いです。

②中途覚醒

中途覚醒とは入眠後に睡眠の途中で何度も目が覚めてしまうことです。中途覚醒が多いと翌日の身体・精神的活動に悪影響を及ぼし、日中の眠気が出たりします。うつ病、ストレス、環境の変化、アルコールの摂取などでよくみられます。

③早朝覚醒

起きたい時間より2~4時間ほど早く目が覚めてしまうことが続く状態をいいます。
うつ病に特徴的な症状であることが多く、体内時計の変調により老年者でもよくみられます。

④熟睡障害

睡眠時間は充分であるにもかかわらず、眠りが浅く、目覚めたときに熟睡感がない場合がこれに当たります。運動不足や起床時間が一定でない方に多くみられます。

とても分かりやすい分類で臨床でも不眠を訴える方はこのどれかに当てはまります。

上記にあるように不眠の原因は多く挙げられていますが、多くの場合「自律神経失調症」が関係しています。

アルコール摂取は予診票や問診で確認して日本酒2合以上、入眠の3時間前までに飲酒している場合は指導します。

環境の変化や不安、ストレスは結果的に交感神経の過活動を生み、首の後ろ側の筋肉が凝ってきます。うつ病も同様に多くの方が首こりを抱えています。

「眠る」というのは生理的には①心拍低下、②血圧低下、③呼吸数低下、④血管拡張、⑤胃腸の働き促進などがおこり、これは副交感神経優位の状態です。首には副交感神経の司令塔があり「首凝り」で血流が悪くなると交感神経→副交感神経へのスイッチが上手く働かなくなるのです。

このレベルの首凝りは芯から凝ってしまったことが多く、鍼灸が効果的なことが多いのです。

私が患者だったら、安易に「睡眠薬」を飲むことはしません。

それは長期的な服用での副作用はまだ良く分かっていないことと、根本的な解決策だとは思えないからです。

カフェインの影響も考慮しなくてはいけません。

「SLEEP」によるとカフェインの半減期は5~8時間といわれています。このことからコーヒーは午後2時までと提唱しています。カフェインの作用で副腎に刺激を与え睡眠を阻害するアドレナリンとコルチゾールを分泌させます。

上記の書籍を読んでからコーヒーを飲むのは基本的に午前中にしました。

このように鍼灸はとても効果的ですが、問診も同じくらい大事な作業として行っているわけです。

 

五省

一、 至誠に悖るなかりしか(真心に反していなかったか)

一、 言行に恥ずるなかりしか(言行に不一致な点はなかったか)

一、 気力に缺くるなかりしか(精神力は十分であったか)

一、 努力に憾みなかりしか(十分に努力をしたか)

一、 不精に亘るなかりしか(最後まで手を抜かなかったか)

ある自衛隊幹部だった患者様に頂いた言葉です。

「省」は「かえりみる」で「深く自己を見つめ、何か人間として至らぬ点はないか」と厳粛に考える心のはたらきをいうそうです。

この「五省」は旧海軍の将校生徒の教育に使われていたそうです。

自衛隊だけでなくすべての人に役立つ言葉かな、と思います。

 

大腰筋というのは下部体幹から大腿骨についている比較的大きい筋肉です。

腸骨筋と合わせて「腸腰筋」と呼ばれていて陸上競技でも注目されたインナーマッスルです。

「骨格筋の形と触察法第2版」によると”浅頭の起始は第12胸椎~第4腰椎の椎体・椎間円板、深頭の起始は全腰椎の肋骨突起・12肋骨で、停止は大腿骨の小転子とあります。作用は股関節屈曲と腰椎を前尾方へ引く”とあります。

上図は前方から見た大腰筋です。骨盤より上は大きいことが分かります。

上図は水平面の大腰筋です。腰椎の脇に円柱状にあることが分かります。

椎体の外側にある主要な筋肉は大腰筋しかありません。

これが意味するものは、脊柱(背骨)を支える大黒柱のような役割をしているだろうという事です。

腸腰筋の機能を書籍で調べるとほとんどが「股関節屈曲」「骨盤前傾」と書いてあります。

これは、求心性収縮した場合であり、現実では遠心性収縮や等尺性収縮することも多々あります。

上図は腰椎と大腰筋の模式図です。上図右は上半身を横に傾けた時の図です。

例えば、デスクワークの時にペットボトルを取る時、机にある資料を取る時、電話を取る時、上半身は多少横へ傾きます。まっすぐにある状態でも活動しますが、ちょっとした動きでも腰椎を支えるため活動性があがります。

骨盤から上の身体重量は全体重の60%と言われています。

このことから、大腰筋はとても負荷がかかっている事が分かります。

もちろん陸上選手で大腰筋を酷使する事もありますが、一般の人でも容易に疲労しやすいのです。

当院では大腰筋への施術で多くの方に喜んでいただいています。

 

今日(7/15)の朝刊に”首相が股関節周囲炎で広島視察取りやめ”と記事がありました。

大学病院で受診され上記のように診断をうけ「数日間はできるだけ股関節を動かさないように」と担当医から

指示があったとの事です。

痛みがあったから受診されたのでしょうが、改善する事を願っています。

「股関節の痛み」というのは珍しいことではなく、時々聞く言葉です。

股関節といっても、後ろ(臀部)、外側、前側(鼠径部)と部位によって問題になる筋肉が違います。

下図のように前側には大腰筋、腸骨筋が付着し、後ろ側には大・中・小殿筋、梨状筋、上双子筋、内閉鎖筋、下双子筋、大腿方形筋が付着しています。

 

 

 

 

 

 

前側の痛みでは腸骨筋が問題になる事が多く、外側は中・小殿筋、後ろ側は中殿筋、梨状筋、上双子筋、内閉鎖筋、下双子筋が問題になるケースが多いです。

どこの筋肉が問題なのかは、このような筋肉の走行を理解している人が触ったり(触診)、動作を診ることで分かります。

逆にいうと触りもしないのにどの組織が問題なのかは分かりません。

触診や動作をみてもらい、原因についての説明があれば、よい方向に治療が向かうと思います。

ここでいう深層筋とは、中・小殿筋、梨状筋、上下双子筋、内閉鎖筋、大腿方形筋、腸骨筋、大腰筋です。

いかに深層筋が多いか分かると思います。

これらの筋肉に治療すると問題の本質が見えてくるのです。