大地リカバリー治療院

院長のブログ(2018年04月)

日々の施術などに綴った院長のブログです。

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緑も深まりだいぶ暖かくなってきました。

寝つきが悪い、なんて声もチラホラ聞かれます。

そんな時、お酒を飲んでって方、多くないですか。

寝る前に飲酒すると寝つきが良くなる事は研究で実証されています。

しかし、アルコールはレム睡眠を大きく阻害する事も明らかになっています。

睡眠に入るとノンレム睡眠→レム睡眠→ノンレム睡眠と繰り返していくのですが、このレム睡眠が不足したり過剰になってしまいます。レム睡眠は覚醒に近い状態なので途中覚醒が起こりやすくなります。

レム睡眠は「記憶の整理」に大きく関わっているといわれています。また周期的な安定したレム睡眠が訪れないと、脳と身体の完全な回復は見込めなくなります。こんな時は目覚めても「寝た気がしない」という事になってしまいます。

その対策は

①寝る3時間前には飲まないようにする

深夜まで飲み歩くのをやめて、早く帰るもしくは2次会はソフトドリンクですます。

②適量を守る

好きな人はストレス発散の良い手段になります。おおよそ日本酒で1~1.5合が適量といわれています。

③寝る前にトイレに行く

これはできるだけ眠る時にアルコールの代謝産物を排出させる目的です。排尿衝動は睡眠を阻害します。

どうですか、これからビールが美味しい時期ですが、体に優しくお酒を楽しんでみてはいかがでしょう。

アメリカでは1~5%の人がマッサージ、オステオパシー、鍼などの補完代替医療を受けているようです。鍼を利用する人は年々増加しています。アメリカは基本的に自由診療で多くの人が保険会社の医療保険に加入します。2014年にオバマケアが導入されましたがその規制により医療費支払いリスクが高い人も受け入れなければならず、逆に医療保険があがり未保険の人も多いようです。

保険会社は運動療法や鍼などの予防的な治療を受けている人には、何かしらの特典をつける事が多いようです。国民は高額な医療費を避けたいし保険会社は高額な医療費を払いたくない、ウィンウィンな関係になるわけですね。未病の段階で治療を受ける事が日本以上に大切な事になります。

アメリカは州によって医療制度が異なりますが、ほとんどの州で鍼治療が行われています。なかでもカリフォルニア州とニューショーク州は盛んに行われています。

1997年国立衛生研究所は鍼の有効性と科学的な研究の意義について声明を出しました。その中では「医師の鍼灸に関する知識は増えつつあり資格のある鍼灸師を知っているかもしれない」との記載があり鍼灸に対しての関心が高いようです。

今月の11日より中国語の単語を10個ずつ覚えるようにしています。

だいたい朝5時頃に起床して5時半頃から始めます。

僕の場合は朝の方が頭が働き、効率よく進みます。

月~土まで10個ずつ進み日曜は60個分の復習です。

中国語は漢字と読み方(ピンイン)と両方覚えなくてはなりません。

そのためCDで単語の発音を耳に入れたり、感覚に刺激を入れていきます。

言語の勉強はスポーツみたいなものでチョコチョコ使わないと身に付かないようです。

何でも「続ける事」って大変だと思います。縄跳びでも走ることも。

今は単語千個を目標にしています。

覚えたつもりがすぐ忘れる単語も多いですが、やった事は無駄じゃないんだな、と

思ってやっています。

昨日、腰痛の患者さんが来ました。

腰痛の症状はほぼ無くなってきたとの事。

しかし、コルセットをしていました。

なぜコルセットをしているか聞くと「何となく・・」という理由でした。

コルセットは病院で処方する物もあれば薬局やネット通販で手軽に買うことができます。

その目的や長期利用による弊害を皆さん理解しているでしょうか?

コルセットは腹部を圧迫する事により腰椎の支持性をサポートしてくれます。

腰椎の圧迫骨折や腰椎分離すべり症などで適応になる事が多いです。

健常人では筋肉の作用によりある程度の内圧をかけて腰椎を安定させるようにしています。

筋肉の作用する事をコルセットにやってもらう、これは短期的に使用するならともかく3,4週間以上となると

これでいいのか考えた方がいいです。

 

上記のように腹部は浅層から外腹斜筋→内腹斜筋→腹横筋の順に筋肉が付いています。腰椎の脇に大腰筋があります。更に背部には腰方形筋という筋肉が付いています。これらの筋肉は直接的あるいは間接的に腰部の動きをコントロールするために使われます。コルセットをするだけでかなり多くの筋肉をサポートできます。しかし、筋肉は基本的に使わなくなると組織が硬くなったり筋力が弱くなったりという問題が生じてきます。

治療で組織を柔らかくしてもコルセットをしているとまた組織が悪くなる、、これでは堂々巡りになってしまうので「コルセットをしていると組織が悪くなってしまうので外したらいかがですか」と提案しました。

難しい数式が分からなくても説明出来る事はたくさんあるんですよ。

安静時の心拍出量は1回60~70mlといわれています。心拍数65~75回/分でその分時拍出量は4~5lくらいです。運動時には1回拍出量、心拍数の増加をきたし、交感神経の緊張、還流血液量の増大とも相まって分時拍出量は20~30lになるともいわれています。右図のように軽い運動でも筋肉の酸素需要が高まり血流量が大きく増える事が分かります。

最近「炭水化物制限ダイエット」という言葉が流行っていますが、最新の生理学的では「筋運動に要するエネルギーのほとんどが炭水化物から賄われる」といわれています。一部は脂肪の酸化も関与していますが、栄養状態の良い人ではタンパク質が主要な運動のエネルギーとして用いられる事はありません。
炭水化物を摂取する事は極めて重要な事だという事です。

先日、月刊スポーツメディスンという雑誌で田島文博先生の記事を見つけました。

田島先生といえば私が理学療法士の養成校に通っていた時にリハビリテーション医学の授業で教わった

リハビリテーション専門医です。

今は和歌山県立医科大学病院で教授をされているようです。

先生は運動により患者が元気になるのを目の当たりにして、なぜなのかと調査を行い、コペンハーゲン大学のPedersen教授らが見つけたマイオカインというものに着目しました。マイオカインはサイトカインの一種です。サイトカインは炎症を引き起こすものだと思われていたが、細胞を活性化させたり増殖させたりする役割があるという事が分かってきました。
脚を切断した人が上半身でペダルを漕ぐ運動でもマイオカインが筋肉から分泌されるそうです。

今の医療業界では「リハビリ」という言葉は知らない人がいない位浸透してきました。ただ、その温度差は医療機関によって差が大きいというのが現状です。そんな中、田島先生は「和歌山からリハビリを変えていく」という言葉を記していました。

私もそのスピリットは同じに活動していきたいと思います。

皆さん、運動しましょう!

 

 

先日、順天堂大学の日本医学教育歴史館へ行ってきました。

ここは無料で日本に西洋医学が伝わった江戸時代から現代までの医学資料を見る事が出来ます。

まず、始めは「ヒポクラテスの誓い」です。
ヒポクラテス(紀元前460年ー紀元前375年)は医学における最古の言葉を残した医者といわれています。

その次は652年に書かれた「備急千金要方」です。
こちらは中国唐代の高名な医者孫思邈が著した写本です。この時代で近代医学の分類をしており、中国医学で最も権威
のある医学書ともいわれています。
その一部は

名医になろうと欲するなら、必ず素問、甲乙経、皇帝鍼経、明堂流注、十二経脈、三部九候、五臓六腑、表裏孔穴、本草薬対を
諳んじ張仲景、王叔和、阮河南、笵東陽、張苗などの医学書もすべからく読みさとらせねばならぬ。また陰陽の命運盛衰、諸家
の観相法および亀甲焼占の五つの兆候、周易、六仁(古代の占法)も同時に精熟すべきである。

上記の文章です。

つまり幅広い知識がベースにないと治せないという事です。

当たり前のようにある医学書も小さな積み重ねで出来ているんだなぁ、と思いました。

そこからは「杉田玄白」や「華岡青洲」、近代医学の広がりから現代医学までの資料を見ました。

いかに今、恵まれた環境で仕事が出来ているかを痛感しました。

医療関係者だけでなく一般の方にも勉強になる内容になっています。

一見の価値ありです。